昨今、「国益」の名のもとに「集団的自衛権」とか「特定秘密保護法」など、戦争に向かう可能性の因子が増えつつあります。戦争が始まってしまえば、家族や国のために「人殺し」をせざる得ない状況になってしまいます。だから、いかなる方法を駆使してでも阻止しなくてはなりません。戦時中、子どもの世界にも、今では笑ってしまうような洗脳の時代がありました(今は、笑ってられない現実性を帯びてきている)。例えば、玩具ひとつとっても、国の検閲があり、「玩具統制協会」なるシールを貼っていないものは世に出せなかったのです。こまのおっちゃんの日本独楽博物館には、そんな玩具や本、子ども生活用品がたくさんあります。こんなばかげた世の中を、次世代に渡すわけにはいきません。アットランダムですが、少しずつ紹介していきたいと思います。
飛行機や戦艦が彫りこまれたこま
落下傘遊び
国民学校 「オケイコドウグ」
国民服姿の鳴りごま
「一億一心百億貯蓄」「国民精神総動員」と書かれた点取りごま
木製砲弾型のたたきごまや陶器製の勲章印のこま等